マイアート 自然>雲
今朝の空
まるで大きな鳳凰が
飛び立つような雲のアートでした。
ああ、これだ!とおもった
105歳の美術家
篠田桃紅さんの言葉を引用して
アート、そして
自然への想いをお伝えしたいと
思います。
『芸術が、人類にどれだけ貢献しているかはわかりません。芸術の価値は、数値などで、はっきりとわかるものではないですから。お金がなくなれば、世の中は、芸術や文化どころではなくなるように、絶対に必要なものではない。絵画にいたっては、贅沢品です。しかし、芸術は、富める人たちに奉仕するもなではありません。どんなに貧しくても、芸術の恩恵は受けている。そういう世の中であってほしいと願います。ああいいなあ、と思ってもらえる、芸術でありたい。でも、あかつきの美しい空を眺めて、美しいと感じる。そんな自然に、芸術は絶対にかないません。人間がつくるものは、たった一本の線すら、雨なり雪なりの自然がつくりだす線に、届くことはない。そういうものだと、私は思います。』
篠田桃紅 『人生は一本の線』より
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