流れ星
昨日打ち上げられたイプシロン4号機
人工の流れ星衛星が搭載されているという。
子どもたちが小さい頃
流星群の夜には
星のよく見える場所や
一晩中オープンしている天文台まで
車を飛ばして行き
朝まで寝転がって夜空を眺めるのが
大好きでした。
天候により観測状況が左右されるので
出発前には何度も現地に住む友人や
天文台に電話して
空の状況を確認したりしていました。
子どもたちも眠い目をこすりながら
流れ星の数を必死で数えていたのが
今でもなつかしく思い出されます。
2001年のしし座大流星群の時には
自宅のベランダからでも
たくさんの流星を観測できました。
朝方にはその数も500を越えて
もう数えるのが馬鹿らしいくらいでした。
同時に数個の星が流れるのを見た
あのときの震えるような感動。
今でもはっきり覚えています。
そして、子どもたちが成人したあとも
家族そろって、降るような星空を見る
という夢が叶いました。
冒頭の写真はそのときのものです。
流れ星には
とりわけ思い入れが強いのです。
だからかな。
人工の流れ星には
なぜか喜べない。
自然だからこそ
見れるかどうかわからないからこその
流れ星なんです。
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