信号の色 あお?きみどり?

先日のおさんぽ中のことです。
3歳くらいの女の子とお父さんが
公園からの帰り道を
テクテク歩いていました。

交差点に差し掛かり
お父さんが女の子に
『赤だから渡っちゃだめだよ』
と言うと

女の子は
『もうきみどりだからわたれるよ!』
と言ったのです。
そうです!
信号の⬆️この色
青じゃなくて黄緑に近いですよね。

なぜ青って言うのかな?
実際とちがう色なのに
その表現がまかり通っているのは
どうしてなのかな?

女の子に
『君は正しいっ!!!』
ざぶどん一枚あげたい気分でした(笑)

この信号の色は
CIE(国際照明委員会)により
決められたもので
世界でもこの3色を使う国が
多いようなのですが

日本以外では
青ではなく緑(green)と
認識されています。

昔から日本では
緑の葉っぱを青々した葉と
表現するように

青と緑をあまり区別しなかったようで
そのなごりなのでしょうか?

あまりにも
深く根付いてしまった
信号の赤青黄。

青を緑、黄緑と改訂する日は
来ないような気もしますが。

色の職人としては
正しい色表現を
望んでいます。

(このブログを、書きながら
日本語習得中の海外の方は、
この矛盾をひしひしと
感じているんだろうな~と思いました)

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