アトリエ
atelier
その響きにも
その匂いにも(紙だったり、絵の具だったり
あるいは墨なのかもしれない)
アトリエというものに
小さいときから
憧れている。
それは小説家、建築家
画家でも
手芸家でも
どんなアトリエでも。
アトリエは
整然としているより
無造作に
作業中のものたちが
積み上げられているのが
理想的だ。
気が向いたときに
ふと書き始めたり
思いつきをすぐに
絵の具で表
現したり。
アトリエの机の前には
大きな窓があって
木々の緑が風や季節の匂いを
運んでくれる。
自分の基地みたいな
アトリエを
たぶん
幼稚園の頃から
ずっと思い描いている。
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